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【開催レポート】北海道さい帯血バンク見学&座談会

10 分前
読了時間: 5分

「さい帯血」という言葉を聞いたことはありますか?


名前は知っていても、何に使われ、

どのように患者さんへ届けられるのかまでは知らない方も多いかもしれません。



2026年8月26日、MamaLadyは

日本赤十字社 北海道さい帯血バンクのご協力のもと、

ママ8名と「さい帯血バンク見学&座談会」を開催しました。



今回のテーマは、「ママの声で届ける さい帯血のチカラ」



施設見学や専門家のお話を通して、さい帯血について学びました。




さい帯血が患者さんへ届くまで



当日は、日本赤十字社 北海道さい帯血バンクの内藤様と、

医療法人徳洲会 札幌徳洲会病院 助産師の斎藤香奈様から、


さい帯血の基礎知識や採取の流れ、移植医療についてお話しいただきました。




その後、提供されたさい帯血が検査や調製を経て保管される施設を見学。


ママたちは、普段見ることのできない設備や作業の様子を、真剣な表情で見つめていました。





参加したママからは、


「言葉は知っていたけれど、採取後にどのように保管されるのかまでは知らなかった」



「たくさんの検査や管理を経て、大切に保管されていることがわかった」


といった声が聞かれました。



実際に見て、聞くことで、さい帯血がより身近なものへと変わっていきました。



見学を通して、理解が深まったママたち



事後アンケートからも、施設見学や専門家のお話を通して、

さい帯血への理解が深まったことがわかりました。



産院で説明を受けたことがあるママも、

今回初めて知ったことが多く、さい帯血についてより深く理解する機会となりました。



採取方法だけではなく、その後どのように検査・保管され、

患者さんの治療につながるのかまで詳しく学んだことで、

さい帯血をより身近な選択肢として考えるきっかけになったようです。




ママたちが感じた「知るタイミング」の大切さ



見学後の座談会では、さい帯血について感じたことや、

出産時の情報提供について話し合いました。



そこで多く聞かれたのが、


「妊娠中の早い段階で知る機会があるといい」


「出産直前ではなく、少し余裕のある時期に考えられるとよいと思う」


という声です。



妊娠中は、健診や体調管理、出産準備など、考えることがたくさんあります。



だからこそ、出産間近になって初めて知るのではなく、

余裕をもって考えられる時期に情報が届くことが大切です。




これだけは知っておきたい「さい帯血」のこと




Q. さい帯血とは?


お母さんと赤ちゃんをつなぐへその緒と胎盤に含まれる血液です。

血液をつくるもとになる「造血幹細胞」が多く含まれています。


Q. 何に使われるの?


白血病など、血液の病気を治療するために行われる「さい帯血移植」に使われます。


Q. 採取すると、ママや赤ちゃんは痛くないの?


赤ちゃんが生まれ、へその緒を切ったあとに採取するため、採取によるママや赤ちゃんへの痛みはありません。


Q. どこの産院でも提供できるの?


公的さい帯血バンクと提携している産科医療機関で提供できます。


※出産時の状況などにより、希望していても採取できない場合があります。

詳しくは出産予定の産科医療機関へご確認ください。



どうしたら、もっと妊婦さんに届く?



座談会の後半では、

「さい帯血をもっと多くの妊婦さんに知ってもらうには?」

というテーマでも意見を出し合いました。



ママたちから挙がったのは、


・ベビー用品店など、妊娠中に訪れる場所で情報に触れられるとよい


・出産について考えるタイミングで知る機会があるとよい


・実際に移植を受けた患者さんやご家族の声があると、自分ごととして考えやすい


・文章だけでなく、動画など感情に届く伝え方も取り入れてはどうか


といったアイデアです。



いつ、どこで、どのように伝えれば、妊婦さんに受け取ってもらいやすいのか。


妊娠・出産を経験したママだからこその視点が、たくさん集まりました。




未来のママに向けたメッセージ



今回知ったことや感じたことを、

未来のママへ届ける「メッセージカード」に書きました。




「ママになって初めてできること 命のリレーをつなぐこと」


「あなたの一歩がだれかの未来につながる」



それぞれが自分の言葉で、これから出産を迎えるママへの思いをつづりました。



学んだことを言葉にすることで、さい帯血について改めて考える時間にもなりました。




「提供する・しない」の前に、まずは知ってほしい



さい帯血を提供するかどうかは、

情報を知ったうえで一人ひとりが選ぶものです。



今回の見学会で大切にしたのも、

提供を呼びかけることではなく、出産時の選択肢のひとつとして知ってもらうことでした。



「さい帯血提供という選択肢がある」



妊娠中にそのことを知っておくだけでも、未来の選択につながるかもしれません。



今回、ママたちが見て、聞いて、感じたことが、

この記事を通して次のママへ届くことを願っています。



ご参加くださった皆さま、

そして貴重な機会をくださった日本赤十字社 北海道さい帯血バンクの皆さま、ありがとうございました。



MamaLadyでは、これからもママたちが正しい情報を知り、

自分らしく選択できる機会をつくっていきます。

 
 
 

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