2025/11/13【開催報告】さい帯血バンク見学&座談会レポート
- 采可 村瀬
- 1 日前
- 読了時間: 4分
〜妊婦さん・産後ママが学び、理解を深めた体験イベント〜

2025年11月5日(水)、MamaLadyは日本赤十字社の協力のもと、
妊婦さん・産後ママ計8名を対象に「さい帯血バンク見学&座談会」を開催しました。
普段は入ることができない施設で、専門家による解説を聞きながら、
さい帯血の仕組みや社会的意義を学ぶ貴重な機会となりました。

事前アンケートで見る参加者の理解度📊
座談会前のママたちは、さい帯血について半数が「聞いたことがある」程度で理解は浅い状態でした。
情報源としては、産院での説明が最も多く、SNSやネット、テレビ・雑誌などもありました📱📚

🗣️当日は、医療法人育愛会 札幌東豊病院(札幌市東区) 助産師の向井なつ美様に「知ってほしい さい帯血のこと」と題してお話いただき、さらに日本赤十字社 北海道さい帯血バンクの内藤様にも、さい帯血の保管や活用の仕組みについてご説明いただきました。

参加者は、採取から保管、患者さんへの届け方までの流れを丁寧に解説していただくとともに、実際の採取の様子を撮影した動画も視聴。
普段見ることのできない現場の様子を確認することで、理解がさらに深まりました。
ママたちからは
👩「出産時にこんな選択肢があることを知らなかった」
👩🍼「自分の経験が誰かの役に役立つかもしれないと思えて、前向きな気持ちになった」
といった声が上がり、出産を通じて社会に貢献できる実感を持つママが多くいました🌱

座談会のハイライトは“未来のメッセージカード” ✉️✨

座談会では、「#さい帯血を知った日」をテーマに参加者全員が“未来のママ”や“未来の自分”へ宛てたメッセージカードを記入✍️✨

参加者が心を込めて書いたメッセージは、温かさが伝わる素敵なもので、共感と学びにあふれた時間となりました💐
「自分の出産が、誰かの命に繋がるかもしれない」
この実感こそ、今回の見学でママたちが得た大きな学びでした。
さい帯血Q&A❓💡
🌼Q. さい帯血って何?
A. お母さんと赤ちゃんを結ぶへその緒と胎盤の中に含まれる血液が「さい帯血」🩸
さい帯血には血液を造る細胞(造血幹細胞)がたくさん入っていて、白血病などの病気に苦しむ患者さんの治療に役立てられています。
🌸Q. さい帯血を提供しても、へその緒はもらえるの?
A. 多くの病院で可能ですが、医療機関によって異なります。出産予定の産院にご確認ください🤰
🌼Q. 痛みや赤ちゃんに影響があるのでは?
A. 出産後に採取するため、痛みや影響はありません。
費用負担も無しです😌
🌸Q. 提供したさい帯血は自分で使えるの?
A. 公的バンクでは第三者の患者さんの治療に使う仕組みです。
個人を指定して使うことはできません。
事後アンケートで見る意識の変化📈✨

座談会後のアンケートでは、参加者全員が理解と前向きな気持ちを深めました。
・理解度:とても深まった 7名/少し深まった 1名
・提供意欲の変化:提供したい 4名/もともと前向きで意志が強くなった 4名
・イベント満足度:とても満足 8名(100%)
参加者からは
「リスクなしで誰かの役に立てるならやらない選択肢はない」
「新しい命が誰かの命につながるかもしれない」
といった声が寄せられ、施設見学と座談会の組み合わせが理解と納得に直結したことがうかがえました。
まとめ:さい帯血はママが選べる“優しい選択肢”

さい帯血の提供は、特別な医療行為ではなく、ママが知った上で選べる“優しい選択肢”。
出産は自分の家族だけでなく、誰かの未来を支えるきっかけにもなります🌏💗
MamaLadyでは今後も、ママたちが安心して選択できる情報や体験の場を提供していきます。
ご参加くださった皆さま、そしてご協力いただいた方々に心より感謝申し上げます🙏✨
📩 ご案内
MamaLadyでは、妊娠中のママや産後ママ向けに、イベントや座談会などを随時開催しています。
次回開催の情報は公式LINEでいち早くお届けしますので、ぜひ登録してチェックしてくださいね📱🩵






















コメント